こんにちは、アクティングコーチ・演技トレーナーの山縣です。
演技のことは言葉だけで伝えることの難しさは重々理解しているところですが、少しでも演技初心者の方や、久しぶりに俳優業を再開する方などに役立ててもらえたらと考えています。
私のモットーとしては、ブレることはありません。
「日本の俳優のレベルを底上げする」
「演技ツールを一般の方に解放し人生に生かしてもらう」
さて、みなさんは、シアターゲームをご存知ですか?
シアターゲームとは、演劇や社会の交流会などでブレイクスルーに使用されるゲームです。ブレイクスルーというのは、氷が溶けるという意味において、初対面のお互いの緊張を和らげるようなニュアンスで使用されます。
そもそもこのシアターゲームはブレイクスルー以外にも多様な効果が見て取れ、演技トレーナーとしては視点を変えてゲームを楽しむことでシーンの中で生きた感情を引き出し得るものも秘めています。
また年齢や性別、身分関係なく誰でも一緒にできることもメリットが大きいのがシアターゲーム。
そこで、老若男女誰もが楽しめるものとして、「ただ遊ぶ」ことに重点を置いたクラブを作りました。
今日は、私がオーガナイザーを務める「シアターゲームで遊ぼう Play!Do!Club!」(以下プレクラ!)に触れながら、お話を進めていきたいと思います。

なぜ「シアターゲームで遊ぼう Play!Do!Club!」を始めたか

子どもや大人、年齢層も様々な方に私は演技トレーナー・演技講師、時には自己解放の講師として携わっています。演技へのモチベーションは人それぞれですが、演技はお互いを認め合うことで成り立ちます。
そのために、オープンになれる空間づくりが大前提にあります。そのための準備として最適なのがシアターゲームなのです。その中で、失敗してもいい空間、そして、子どものように楽しんで良い空間の中で、楽しむ子どもや大人を私はたくさん見てきました。シアターゲームの使い方次第では、簡単に心のブレーキが外れていったりするのを目撃してきました。
ある高校生が言いました。

こんなに一生懸命動いたの初めてかもしれない
また、ある大人はこんな感想を言いました。

こんなに笑ったのが久しぶりです

いやぁこんなに夢中に体を動かしたの久しぶりです
などなど。
眠っていた多くのものを呼び覚ましていたのです。また上記コメントのように、高校生たちの言葉に驚かされました。塾や自宅の中で完結する遊びなどで溢れた今の社会において、「こんなに笑ったの高校にきて初めてです」といった言葉が次々に聞こえてきたのです。未来を担う若者のこの発言にショックを受けると同時に、改めてそのまま大人になって頑張っている人たちを心配しました。
そこで、利害関係もなく、大人も子どもも混ざって「ただ遊ぶ空間」を作ってみてもいいのではないか?そんな気持ちから始めたのがこのプレクラ!なのです。
シアターゲームは演劇のためでだけではない、18の効果とは?

シアターゲームは、五感を刺激しまくります。
- 想像力
- 集中力
- 対話能力(コミュニケーション能力)
- 記憶力
- 観察力
- 注意力
- 直感力
- 企画力
- 組織力
- 発信力
- 瞬発力
- 再現力
- 協調性
- 柔軟性
- 対応力
- 問題解決能力
- 心と体の健康アップ
- ストレス解消
世界各国で演劇の授業が義務教育の中で必須科目、選択科目となっている所以が上記の効果と重なるからです。とは言え、「具体的にこれとこれが効果あるから」なんて思いながら遊びません。
そのゲームに必要な思考で且つ夢中で遊ぶことで得られる効用なのです。
そして結果的に世界中で子どもの頃から授業に取り入れられているのは、事実このような教育を受けている方の方が、社会適応力や、相手に自分のことを伝える能力、はたまた成績も良いといった調査結果もあるからです。
先進国において演劇の授業が義務教育の中に入っている中で、日本は?どうでしょうか。効果・効用がうたわれている中、導入されておりません。
いつから日本の教育は、そこから遠く離れてしまったのでしょうか・・・と嘆かずにはいられません。
俳優に必要な要素の一つ「天真爛漫さ」は大人が忘れてしまいがち
俳優にとって重要な要素の一つ「無邪気さ」「天真爛漫さ」というのがあります。
私たちはいつの間にか大人の顔をして、楽しい時に全身で喜び、笑い、声を出すことから離れていっています。
お酒の力があれば変わる人もいますが、お酒の力が必要な方は、結局のところ日常の中において「無邪気さ」「天真爛漫さ」を抑えつけ過ぎている証拠かもしれません。無意識に抑えてしまっている可能性もあります。
学校や一般社会の中で、私たちは警戒心をどんどんパワーアップさせて生きているのが現状です。相手の優位に立つ社会というゲームの中でボロを出さないようにしている方も多いのではないでしょうか。

「天真爛漫さ」を隠して生きているかも知れない

最近、無邪気に笑ったのはいつですか?
私が見てきた高校生たち、そして社会人たち、バカにするバカにされる関係ではない中で存分に遊ぶ時間が必要なのではないでしょうか?
例えば、笑うということにおいて、他者をバカにして笑うことで自分を上に見せることや潜在的に優位に立つ笑いではなく、無邪気に笑うことが必要です。
つまり、一緒になって素直に笑い合える瞬間って親友でもなければなかなか表に出さないことなのではないでしょうか。
私たちが本当に欲しいのは、そこに相手を見下したり、優位に立とうとしたりするような不穏な笑いではなく、もっと無邪気で、天真爛漫な笑いなのです。
小さい頃に持っていた、その素直に笑える能力を成長するにつれ封印していくのが普通です。これを取り戻すのに大人の俳優は時間がかかるのが現状です。
心のブレーキを解放する瞬間が生まれる

例えば「驚く」ということについて考えてみるとわかりやすいです。
膝カックンはご存知でしょうか?
立っている人に対して、後ろから膝の後ろの関節に、不意打ちで膝や手で突くことで、相手がカクッと体勢を崩す遊びです。
遊びと言えば聞こえがいいですが、これは強い者が弱い者を突いて、バカにして優位に立つようなニュアンスが内在しています。
従って、そこに無邪気さはありません。
しかし、された方は、本来は「うわああ!」と驚くことや心の声や実際の声に現れそうなもの。なんせ不意打ちですので、自分でも思いもよらない声が出そうなものです。
しかし、上記の不穏なニュアンスがあるため、本来の不意打ちから起こる感情を堰き止める習慣が生まれていきます。
そこには、以前もブログに記載した自意識が本来の自分の感情を止めてしまうことが生まれてしまいます。「バカにされたくない」「笑われたくない」「いじめられたくない」などの意識です。
これは心理的優位に立った者の弱者を笑う時の気持ちと同一なのです。負のループが回っていますよね。
こういったことが積み重なった心理の中で、私たちは驚きや怒りや感動や様々な感情を隠していく習慣を身につけてしまっているのです。社会人になれば尚更、「動揺した姿は見せるわけにはいかない」と。
まとめ

つまり日常生活の中で素直にいられる時間は短いということ。また日常が自分にとって不自然であることに気がついていけばいくほど、人間力とでも言えばいいでしょうか、それらがどんどん鈍化して行きやすくなるのを感じます。
私は、その状態の方々をたくさん見てきました。と、同時にシアターゲームや演技トレーニングを通して変化していく様子も見てきました。
嬉しいことも抑えがちな感情の人と、嬉しいことはオープンに出てくる人と、どちらが魅力的で生き生きしているでしょうか?
それは一目瞭然ですよね。
それがつまり、健康にも美容にもいいと言われる原因です。なぜなら、心の健康が体の健康にもつながるからです。
利害関係から離れ、無邪気に遊べる空間。
そんなつもりで、「シアターゲームで遊ぼう Play!Do!Club!」を発案しました。これに関しては、正直言いますと私の友達作りでもありますし、お互いの友達作りでもあります。
その安心感がさらに、自分を解放してくれるからです。そんな空間に飛び込んでみたい方がいらっしゃいましたら、開催日を告知していきますのでお問い合わせから是非、ご連絡くださいませ。
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こんなに笑ったの高校にきて初めてです