1人でできる演技練習って何?アクティングコーチが教える1人トレーニング5STEP!

1人でできる演技練習って何?アクティングコーチが教える1人トレーニング5STEP!

こんにちは、アクティングコーチ・演技トレーナーの山縣です。
いつも「Acting Life net」のブログをご覧いただきありがとうございます。

演技のことは言葉だけで伝えることの難しさは重々理解しているところですが、少しでも演技初心者の方や、養成所や俳優学校を卒業してもなかなか実践に生かせない方を対象に、私の記事を役立ててもらえたらと考えています。

私のモットーとしては、ブレることはありません。
「日本の俳優のレベルを底上げする」
「演技ツールを一般の方に解放し人生に生かしてもらう」

さて、1人でできる演技練習って何?ってことですが、他の記事でも色々とご紹介していますのでそちらも是非ご確認ください。(※下記「参考」)
他の記事では、自分を知ること、リラックス、柔軟の重要性を解いてきました。

1人でできる演技練習として、もうひとつ取り組んでいただきたいのは、モノローグ
モノローグとは「独白」です。

ハムレットの「生きるか死ぬか、それが問題だ・・・」やジュリエット(ロミオとジュリエット)の「おお、ロミオ、あなたはなぜロミオなの・・・」といった1人で語るシーンがいわゆるモノローグです。

役の準備、台詞を覚える、その点からも日常からステップアップして取り組んでみたい演技練習のひとつですね。
今回は5のステップに分けて順番に準備していけるよう公開しました。

1人でできる演技練習って何?古典の知識ないのですが・・・

モノローグと言うと、どうしても古典演劇の台詞が使用されがちです。
現在演劇や現代劇をする人にとっては、馴染みのない文章と言い回しだったりするのではないでしょうか?

何も古典だけがモノローグの宝庫というわけではないのです。
現代劇も探せばいっぱいあります。

ネット検索で「演技練習 1人 台本」としてみると出てくるものがあります。
物語として長いモノローグもありますし、そうでないものもあります。
ご自身でピッタリなものを探してみるのも良いかもしれません。

まずは自分という等身大に近いものからトライしてみることをお勧めします。
海外ではモノローグ大会など開催されますが、その中においては自分のことを曝け出すことをその文書力も合わせて評価されたりします。

今回は私の用意した台本をプレゼントしますので、良ければトライしてみてください。

1人でできる演技練習って何?モノローグ台本をプレゼント!

検索したものを個人的に使用することは問題ありません。
ただ、著作権なども考えて、私が書いたモノローグがありますので、よろしければそちらを挑戦してみてください。

今回、Acting Life net のブログをご覧のあなたに向けて、ご用意しました。
こちらのモノローグの台本は、プロの俳優トレーニング用に書いたものです。
そして、実際に私がアクティングコーチをしている稽古場で、プロの俳優たちにアプローチしてもらったもの。

自然な感情をオープンにしていくことを目的としています。
また自分ごととしてやりやすいものとして10代後半〜30代まで当てはまりやすいものです。

お気軽に画像保存してください。
AとBとありますが、性別問わずどちらか当てはまりそうなものを選んでください。

※こちらの「10日間集中 無料演技講座」でもより分かりやすく学ぶことができますので、お試しください。

1人でできる演技練習って何?モノローグのレッスン!やる順番!

1人であなたがトライできる環境とモチベーションがあるのであれば、ぜひ以下の「5STEP」を試してください。
各ステップのやり方については、他の記事で記載ありますのでそちらも参考にしながらトライしてみてください。

1人トレーニング5STEP

STEP1:台詞をサラサラと言えるように覚える
STEP2:台本を分析して(目的・動機・障害)を考える
STEP3:台本の内容を自分に当てはめて考える(自分ごとにする)
STEP4:誰に伝えるのか決める
STEP5:実際に動画に録画してみる

STEP1:台詞をサラサラと言えるように覚える

これは抑揚をつけずに覚えるということです。
先に意味を考えてしまったり、イメージしてしまったらその抑揚ごと覚えてしまい台詞を言いながら生まれてくる自然な感情を消してしまいます。

目的に向かって自然に出てくる音色にしていくためのこと。

先入観などを持たないためにも、サラサラっと言えるように覚えましょう!
詳しい方法はこちらの「学校じゃ教えてくれない、台詞の覚え方5ステップ!」を参考にしてください。

STEP2:台本を分析して(目的・動機・障害)を考える

1人芝居だとしても、この分析はきっちり準備しましょう。
スラスラと言えるように台詞を覚えることと並行しながら作業してみましょう。
こちらの「演技(Acting)とは、役の目的に向かって行動(Doing)することである!」も読んでみてください。

役の目的は何か?

誰にあなたのに何を伝えるためにやっているのでしょうか?
この台詞をいうことで相手にどうさせたい(して欲しい)のでしょうか?

動機は何か?

そう相手に言う動機はなんでしょうか?

障害は何か?

これを相手に言うに当たり、言いにくくさせていた原因はなんでしょうか?
台本上で見つけられない場合は、文脈から考えられることを想像してみましょう。
物理的にも精神的にも人間関係的にも、いくつも自分と重ねながらピックアップしてみましょう。

STEP3:台本の内容を自分に当てはめて考える(自分ごとにする)

目的・動機・障害を見つけられたら、その役に自分を近づけていきましょう。
自分が近づくんです、ここ大事。
共感がどれも深くできるのであれば、それを自分ごととしてそのまま挑戦しましょう。

もしも、共感できない部分があれば、役にとってのそれは、自分にとって◯◯に等しいかも?
という具合に自分ごとになるものと重ねてみましょう。

これは、スタニスラフスキーシステムでいう「マジックイフ(magic if)」と同じことです。

STEP4:誰に伝えるのか決める

既に自分ごととした場合に、相手が思い浮かんでいると思いますが、しっかり想像してください。
モノローグが独り言だとしても、それは「誰かに向かって行動していること」だと思ってください。

それが自分の場合もありますが、家族や友人、仕事仲間など「特定の誰か」を当てはめます。

漠然と誰かに伝えたことなど、漠然としたものしか伝わりません。
しっかりと誰にいうのかを明確にし、目の前にその人を投影させる必要があります。

例えば、嫌がらせを受けた場合、その相手の顔を思い出すたびに「ああ!」って叫んでしまいそうなことや、自分の失敗したことから自分の行動に「もう!」って思い出すたびに言ってしまうことありませんか?
そのように特定すること、具体的に相手を想定することが、演技のリアリティを生みます。

STEP5:実際に動画に録画してみる

こちらは試しに撮影してみてください。
見え方の追求ではありません。
あなたが目的に向かって真に行動した時、こわばったりせずに自然に感情が溢れ出ているのかを確認してみてください。

「よくできた、できていない」をジャッジせずに自分にとって自然な感情の流れが起きてるか、無理矢理だったか、などを受けとってみましょう。
その反復が自分の感覚を磨きます。

1人でできる演技練習って何?-まとめ-

今回は、台本付きで「1人でできる演技練習」を紐解いてみました。
リラックスや感情解放、センソリー、プライベートモーメントなどこれらを反復したうえでやっていくと、より素晴らしい演技に向かっていけると思います。

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